Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

プロジェクションマッピングのプラスα


またもやプロジェクションマッピングである。今回の場所はマドリードVodafone & Samsungの仕掛け。但し、このプロジェクトにはユーザーの参加性とインタラクションという他には無い要素が上乗せされている。それは、来場者がGalaxy Tabを操作しながら、ビル壁面を使ってゲームを楽しめたり、ビジュアルを描いたりするプログラムで、Galaxy Tabをフューチャーしたプロジェクションが一通り展開された後に組み込まれている。
プロジェクションマッピングというと、現場にいる人々を驚かせつつ、動画共有サイトUSTREAMを通じて広範なネットユーザーに接触機会を拡げる、というあたりに留まってることが多かったように思うけど、ビル壁面を使うダイナミズムを、現場の人々にGalaxy Tabを使って体験してもらうというのが、極めてプロモーショナルで、プロジェクションマッピングの「もの珍しさ」が一巡しつつある今後は「プラスα」の追求が続きそうだ。