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魅惑的なテープアートの世界


すっかりお馴染みになった靴量販店のFootLockerとスポーツメーカーのコラボ企画。今回はConverseがそのお相手で、新しい“レトロスキーシューズ”をフューチャーしている。演出のキー要素となっているのは、ワールドカップ前にオランダでオンエアされたNikeのTVCM“Bezet Tape Attack”と同じくテープアート。Nikeのケースではゲリライベントとしてテープアートを実施し、その一部始終を撮影しTVCM化したけど、今回は不明。
テープアートってシティプロモーションの手段としてもありだ。単に鑑賞するだけでなく、TVCMでも表現されていたように、遠近法のギミックを使って自分がアートの一部になることだってできる。JR東日本の工事中の駅での案内表示で一躍有名になった警備員の佐藤修悦さんが開発した「修悦体」なんかもあると日本らしいかもしれない。ペイントと違って、簡単に元の状態に戻ることができるのも、時期を区切ったお祭り行事に向いていると思う。世界中からテープアーティストたちが集まって、ある区画を好き放題アートするといった企画は是非観たみたい。

佐藤修悦さんは修悦体ライブイベントなんかもやっていらっしゃるようです。