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Campaign, more than anything

驚かさないショートフィルム


ある日、女が目覚める前にベッドから去って行った男が、その女を忘れられず再び電話する所から物語は始まる。女は嬉しいにも関わらずその電話に出なかったり、電話に出ても嬉しいそぶりをあまり見せない。お互いはっきりと気持ちを言葉で表現しないやり取りが続きながらも、徐々に再会する方向へ進んでいく微妙なコミュニケーションを描いている。
これは、LG Portugalがリリースしたショートフィルム“Algo de Bom”で、前作“Momentos”に続く第二弾。LGのグローバルタグライン“Life's Good”(人生っていいもんだ)をテーマとしており、前回の「テレビ」に続き、今回は「携帯電話」をフューチャーしている。
最近、劇的な演出の作品が多すぎて、驚いたり、笑ったりすることに若干食傷気味だったので、男女の微妙なやり取りを描いているのが妙に新鮮で、じわーっとイイ感じだった。