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毎日4000人の子供が下痢で亡くなっている


“The diarrhea song”(下痢の歌)というのがあるそうで、これを歌う子供たちはいつもお腹を抱えて笑うらしい。しかし、それは先進国の子供たちであって、そうでない子供たちがアフリカやアジアにいる。それらの地域では、毎日4000人(毎分3人)の子供が下痢で亡くなっているようだ。原因はトイレが無いこと。よって、人はあちらこちらでトイレをすることになるのだが、それらが食べ物や飲み水を汚染することで、下痢が起こってしまうという。
これは看過できないと立ち上がったのが、ロンドンの非営利団体“Water Aid”。彼らにトイレを提供するための寄付を呼びかける目的で、このTVCMをリリースなさった。
先進国の子供たちが元気よく「下痢の歌」を歌った後、1人のアフリカの子供が静かに歌う。"When it's just killed your sister, and you're really going to miss her. Diarrhea, diarrhea,"(それが、君の妹を殺すとき、ほんとに悲しくなる。下痢、下痢が殺すんだ)
エイズマラリア、飲み水、トイレ...問題が多くて気が遠くなりそうだ。1つ1つ解決していくしか方法はないけど、今後、環境問題なんかで僕たちが切羽詰まったときに、彼らのことなど全く振り向かなくなってしまうかもと考えると、少々怖い。