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先進的なロンドンの警察


ロンドンでは殺人犯の5人に1人がDVで殺人を犯しているようで、これは看過できないと、ロンドンの“Metropolitan Police”が、DVを察知したら直ぐに警察に電話するように、と啓発するインタラクティブビデオをリリースなさった。
このロンドンの“Metropolitan Police”は、日本の保守的な警察とは対極を成すYoutubeの先駆的ユーザーで、昨夏には"Choose A Different Ending"なるインタラクティブビデオを展開。1ビデオが30or60秒で、続きのストーリーが選択制。全部で50本のビデオがあり、何を選択するかによって、かなりの種類のストーリーが楽しめる仕掛けになっている。これは、若者によるナイフを使った犯罪に対する啓発キャンペーンとして実施され、ストーリーの核心部分にも「ナイフ」が設定されている。

日本の警察と言えば、アイドルを一日警察署長に起用することぐらいしか記憶にない。恐らく、日本と同じような問題を持つ国や地域が、ソーシャルメディアでその解決に成功することしか、導入のきっかけにならないだろう。