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Campaign, more than anything

キャンペーンの受注に地理的なハンデは無くなったか?




Coca-Colaは、新エネルギードリンク“Burn”の3年間に渡る欧州キャンペーンをキックオフした。キャンペーンは若者コミュニティでの話題化にフォーカスしており、「クリエイティビティとエネルギー」をテーマに、フィラデルフィアケベックメキシコシティのローカルコミュニティの若者たちが情熱を燃やすスケボー、スノボ、音楽をフューチャーした3本のヴァイラルビデオをリリースし、65のコミュニティチャンネルに配置した。また、音楽やスポーツイベントのサポート、リミックスコンペティションを実施し、それらの情報をBurn.comを通じて発信している。
このキャンペーン、“Publicis Mojo Sydney”なる豪州のエージェンシーが受注したようで、並み居る欧州の強豪を打ち破ったことで話題になっている。特に今回は、メディアの伴わないソーシャルメディアを主体としたキャンペーンである為、地理的なハンデが随分と軽減された模様。こういう思想のクライアントと機会が増えれば、日本のクリエーティブエージェンシーが、欧州や北米の大型キャンペーンを受注する日も近いのではないか。