Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

ビアサーバーで音を出し、ビアボトルでムードを出す


ドイツのビールメーカー“Beck's”は、かねてから展開している“Beck’s Vier Music Inspires Art Programme”なる音楽やアートをテーマとしたキャンペーンの一貫として、DJ Cheebaを起用したユニークなパフォーマンスをご披露なさっている。
LEDを仕込んだ600本のボトルで空間演出しながら、ビアサーバー10機(Inventory Studioのデザイン)を巧みに操り、曲を奏でる仕掛けは、今春リリースされたNike×HIFANAのコラボ企画にインスパイアされたかのようで、DJが商品(Nike:シューズ、Beck's:ビアサーバー)を使って音を出し、曲として仕上げるというコンセプトは全く同じ。「アートだ、音楽だ」とおっしゃるブランドは世にに多く存在するので、今後も「DJが商品を使って音を出す」という仕掛けはお目見えするのではないか。