Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

3Dでない世界=2Dはペラペラの世界


ソニー先の欧州に引き続き、北米でも3DTVのTVCMをリリースした。今年から北米では主力製品毎にセレブリティを立てる新戦略導入を既に発表しているが、3DTVについては、昨年もBravia,Cyber Shot,VaioのTVCMに登場したペイトン・マニング(NFL インディアナポリス・コルツ QB)とジャスティン・ティンバーレイク(俳優・歌手)のコンビ。演出は、やはり昨年からの流れでコミカル調。ストーリーは、サンディエゴソニー北米本社のR&Dルームを2人が訪れ、ソニーのスポークスレディがソニーの3Dケイパビリティを紹介するというもの。3D映画、3Dゲーム、3D放送機材を紹介することで、ソニーがEnd to Endで3Dをサポートすることをアピールした後、2人が3Dグラスをはずすと、2Dのペラペラの世界になってしまうという「オチ」が用意されている。3D映像を、3Dグラス無しで見た時の「ぶれぶれ映像」で3DTVを表現した欧州に続き、2D=ペラペラの世界とすることで3Dを強調するところがなかなかの芸達者ぶり。
ちなみに、約2ヶ月前にテイラー・スウィフト(今年のグラミー賞受賞者で弱冠17才)が出演するCyber ShotのTVCMがリリースされたのだが、その際も舞台はソニーの北米本社のR&Dルーム。しばらくはこのパターンでいくのでしょうか?

テイラーがブロガーとして人気が高いことを活かした表現。iSweep(パノラマカメラ)なら、ファンみんなを1枚の写真に納めることができる。