Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

ブリッジしながら更に身体をひねってZEROを飲む




不可能を可能にする超人の類を紹介するテレビ番組はいつの時代も変わらず人気である。そしてCoca-cola Zero(スウェーデン)はそんな人物をお捜しになっている。タイトルは“Coca-cola Zero SWAT”。察するに特殊部隊のようなスタントマン的スキルをお求めになっているようだ。
腕に自信のあるならば、自分のスキルをビデオに収めてキャンペーンサイトへ直行。アップロードすると、48時間以内に“Coca-cola Zero SWAT Headquarter”より合否判定が届く。合格すると“SWAT Recruit”という称号が与えられると共に“SWAT Gear Pack”(バックパック、ミリタリーキャップ、スウェットシャツ、ウィンターハット、ドッグタグ)がもらえる。
“SWAT Recruit”のビデオはキャンペーンサイトにアップされ、パブリックボートに晒される。パブリックボートは10月30日まで2週間ごとに区切られ、全15ラウンド実施。各ラウンドのトップは“SWAT Member”に昇格し、オリジナルビデオを制作してもらえる(「敗退」しても、投票をリセットして次のラウンドで再チャレンジできる)。全ラウンドを通じたウィナーにはNYC4日間の旅をプレゼント。友達3人分の旅費も含まれている。更に、現地で“SWAT ACTION”なるイベントに参加。4000ドルの賞金を賭けて戦うことになる。
2本のヴァイラルビデオ(上)を見れば“Coca-cola Zero SWAT Headquarter”がどのような人材をお求めになっているかよくわかる。1本目は“Flexible Man”。ぐにゃぐにゃの身体でジュラルミンボックスに入ったり、ブリッジの状態から身体をひねってCoca-cola Zeroを飲むことができる男(これがSWAT的スキルかどうかはわからないが凄すぎる)。
2本目は“Street Acrobats”。こちらは一時期大流行した類のアクション。
ちなみに4/5からラウンド1がスタートしているが、現在、SWAT Recruitは16名で内容的にはかなりお寒いものまで含まれている。喉から手が出るほど投稿が欲しい今なら誰でも“SWAT Recruit”になれそうだし、50〜100の組織票さえ集めれば“SWAT Member”もさして難しく無さそうだ。