Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

世界最高のうんざりは、意外に心地よい


町中至る所にある広告にうんざりすることがある。そういう意味では、この映像に登場する町は世界最高の「うんざり」を提供する町のはずだが、意外に心地よい。
作品のタイトルは“Logorama”。実に2,500以上の企業ロゴとキャラクターが登場し、吉野屋や野村證券、OMCなどの日本企業のロゴマークも見受けられる。ストーリーは、ドナルドやミシュランプリングルス等が登場するカーチェイスや人質騒動などが繰り広げられるアクション系だが、それよりも企業ロゴとキャラクターばかりが登場するという冴えたアイデアが評価されたのだろう、2010年アカデミー賞短編映像部門にノミネートされている。
「うんざり」を山ほど詰め込むと「気持ちよく」なる。新しい発見です。ストーリーよりもロゴ探しに躍起になること間違い無し。