KitKatを踏み台にした? コカコーラのマジカルベンダー

ゲリラの基本は「驚き」とその「拡がり」。その意味で「楽しいこと大好き」の大学生が集まるカフェテリアは完璧な場所である。午後の授業やFacebookでの話題化を疑う余地は無いないだろう。“Open Hapiness”というタグラインにもピッタリだ。
こういう企画を目にするにつれ、思い出すのは失敗例−昨秋、ロンドンで実施されたKitKatのベンダー企画だ。ベンダーの中に入っている人が丸見えで、コインを入れると手渡ししてくれるという展開なのだが、どうも「驚き」が不足気味で、結果、それ程話題にもならなかった。コカコーラの企画は、この失敗を踏み台にしたかもしれない。

思い出しついでに、昨年のカンヌ金賞を受賞したコカコーラのインタラクティブ・ベンダーをどうぞ。こっちはハイテクです。