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ミュージックビデオとクラウドソーシングは相性がいい


昨年話題になったSOUR「日々の音色」等、ミュージックビデオとクラウドソーシングの相性は結構よろしいようだ。ミュージシャンとファンというのは「はんぱねぇ」エンゲージメントで結ばれていることが容易に想像できる。そして、またもや新しいケーススタディがお目見えした。オランダの4人組バンド“C-Mon & Kypski”である。
One Frame of Frame”と題されたこの企画、アーティストが演じる1つ1つの動きを真似てWebCamで撮影・投稿すると、1時間に1回というスピードで更新されるミュージックビデオにどしどしインサートされていく。要するに投稿が増えるほどにコマが多くなり、ビデオの展開が早くなっていく仕掛けだ。詳しくは投稿サイトにアップされているビデオを見て欲しい。この記事をタイプしている現段階で既に7,400以上の投稿がある。
私の知っている範囲では、ほぼ1時間に1回更新されるというのはお初。このスピードでやっても充分に企画が成立してしまうミュージシャンのパワーに驚きつつ、ほとんどのミュージシャンがレコード会社を介さずネットで楽曲販売をする日もそう遠くないのではないかと思ふ。