Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

世の中を良くする最善の方法は、人を育てること



価値あるアイデアを世に広めることを目的とし、カリフォルニア州モントレー学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の大物が講演を行うTED Conferenceなどのイベントを主催している非営利団体“TED”と“NOKIA”が組み、テクノロジーを効果的に活用し、社会をより良くすることの重要性を広く共有し、より多くの社会起業家を発掘・支援していくことを目指した“How We Respond is Who We Are”(社会の様々な問題に対してどう答えるのか、私達自身の在り方が問われている)キャンペーンを開始した。
このキャンペーンはオンライン上での対話を主眼としている。TEDが支援している3人の社会起業家が持つパッションを紹介するビデオ(上はその内の1本でTin Ho Chow編。その他、Kyra Gaunt編・Katrin Verclas編)を公開し、それらに対するみんなの意見や新たにした決意、自分自身が日常的に取り組む活動などに関する映像、画像、テキストを投稿してもらい、オンライン上でテクノロジーを効果的に活用しながら社会をより良くしていくことをテーマとした会話を盛り上げていこうというものだ。
道に捨てていたゴミを捨てないとか、分別を意識してゴミを捨てるといったパッシブな貢献だけではなく、もっと積極的に世の中を良くしていく行動が一人一人に求められる中、その象徴となるのが“社会起業”という生き方であり、彼等が中心となって、積極的に世の中を良くしていく機運を高めていく為には、彼等のパッションに触れるのが近道だと思います。そういう意味で“NOKIA”が事業領域と社会起業の接点を見いだして取り組んだ今回のキャンペーンは、本当に意義深いと思います。