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世界中から“もう一人の自分”を探す



どうやら“Coke-Zeroは、美味しくない”というイメージが拡がりつつあるようだ。事態を重く見たコカ・コーラは“いやいや、Coke-ZeroはCoca-Cola Classicと同じような味ですよ”と強く訴えかける作戦に出た。
そこで導入されたのが“Social Facial Profiler”なるFacebookアプリ。あなたの顔とうり二つの顔を持つ“もう一人の自分”を世界中のFacebookユーザーから探し出すのがその機能だ。
手順は極めて簡単で、自分の顔写真をアップロードするだけで、後は全てアプリがやってくれる。“もう一人の自分”に「友達になろうよ!」と呼びかけたり、「こんなに似ているぜ」と、FacebookTwitterにフィードすることも可能だ。上は僕の66%そっくりさんのAllen。ちなみに「友達になろうよ!」と呼びかけたが、現状は梨の礫だ。
“Coke-ZeroはCoca-Cola Classicと同じような味ですよ”を訴求するために、この発想に行き着いたのは、かなり大きな驚きで発想のおおらかさを感じる。
一方で、自分のリアルな写真を公開しない日本のソーシャルメディア環境では実現が難しく、そういう意味で、日本では実現する企画の幅が狭いとも考えられる。
そこで知恵を絞るのが腕の見せ所なんですけどねぇ。