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宇宙まで飛んでいった椅子



東芝UKがその企業フィロソフィーである“Leading Innovation”をアピールするキャンペーン“The Space Chair Project”を展開した。
このプロジェクトは、一脚の椅子にヘリウム・バルーンと、東芝のIK-HR1S Camera、4つの独立したGPSを取り付け、どこまで椅子が飛んでいくか、実験してみようという非常に興味深い企画だ。
プロジェクト・サイト上には、Google Mapが埋め込まれ、GPS経由で椅子の動向がプロットされた(椅子の映像中継があったかどうかは不明)。また、Twitterアカウントを立ち上げ、プロジェクト・サイトにマイニングし、椅子の動向についてのつぶやきで盛り上がったようだ。更に、椅子の落下位置を当てるコンペティションも実施され、最も落下位置に近い場所を指定した人にREGZA SV LCD TV(LEDバックライト)が贈られた。
さて、椅子の行く末はどうなったか? というと、高度98,268フィート(約30,000m)まで上昇するおよそ83分間の旅となり、最終的にはネバダ州の砂漠に落下した。
そして、このプロジェクト映像を活用したREGZA SV LCD TVのTVCMがこの度リリースされたが、非常にインパクトが強く、日本でも是非オンエアして欲しいものだ。また、このプロジェクトは、2010年発売予定のノートPCの新型モデルのプロモーションも兼ねているようで、何らかの形でプロジェクトのエッセンスが活用されるようだ。
プロジェクトのメイキング映像が公開されているので、興味のある方はどうぞ。